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アスクル・西濃など16社で災害対応アライアンス発足

2017年8月31日 (木)

話題アスクルは8月31日、ヤフー、西濃運輸など災害支援を実施する民間企業16社、NPO6団体とともに、国内の大規模自然災害発生時に連携して企業が物資・サービスなどの支援を一元的に提供する緊急災害対応アライアンス「SEMA」(シーマ)を設立し、加盟したと発表した。発足後も、賛同企業の募集を継続する。

自然災害からの早期復興のためには「セクター・企業の壁を超えその力を集約し、一体となって対応できる仕組みが求められている」として、民間主導の緊急災害対応アライアンスを設立した。企業やNPOの垣根を越えた組織として自然災害が日本社会や被災者に与えるインパクトを最小限に食い止め、早期復興を促すことを目指す。

SEMAでは、平時から加盟企業・団体が持つ物資・サービスなどをリストとして集約し、災害発生時にはリストをもとに各社が行う支援をパッケージ化して迅速に被災地に配達する。公共機関とも連携を図り、支援の漏れや無駄を減らすとともに、被災自治体の負担軽減を目指す。

被災地での情報収集は、東日本大震災などでも活動実績があり災害対応の知見を持つ特定非営利活動法人アジアパシフィックアライアンス・ジャパンなど6つのNPOが主に担当し、円滑な情報収集、被災者の確認やニーズに沿った物資の提供などが行える体制を整え、早期復興に向けた支援を行う。

SEMAは「Social Emergency Management Alliance」の略。

■加盟民間企業
アスクル、FSX、オイシックスドット大地、キリン、グンゼ、サラヤ、JGマーケティング、ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ、スターフェスティバル、スノーピーク、西濃運輸、西武プロパティーズ、ソフトバンク、ハート引越センター、ファミリーマート、三井化学、ヤフー