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DNPが「レジリア」導入でリスク対応を強化

2024年7月26日 (金)

サービス・商品大日本印刷株式会社(DNP)は26日、Resilire(レジリア、東京都港区)が開発・提供するサプライチェーンのリスク管理クラウドサービスを8月から導入すると発表した。災害やトラブルの発生時の初期対応の迅速化を図る。

リスク管理クラウドサービス「レジリア」はサプライヤーの情報をクラウドで一元管理するとともに、サプライチェーンの寸断要因になるリスクを世界中から取得し、具体的な影響を画面に表示する。また、災害や大規模なトラブルが発生した場合は、各サプライヤーに自動で確認メールを発送し、その回答状況もレポートする。これによって、各社が取引先などに一件一件確認する手間が省け、リアルタイムで被害状況などを把握し、必要な対応を講じやすくなる。

DNPは事業領域が広く、さまざまな資材を調達しているためサプライヤーも多岐にわたる。このため、災害やトラブル時には、各社の状況確認や情報共有などの負担が大きかった。しかし、レジリアを導入することで、作業時間を50%に低減できる見込みだという。

これによって、緊急時に効率的に対応できる態勢を整えるほか、平常時の情報共有や連携を強化し、社員の労務改善にもつなげていくとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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