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HMM、韓国鉄道会社と提携し複合輸送

2024年7月26日 (金)

ロジスティクスHMM(韓国)は25日、韓国鉄道公社(KORAIL)と覚書(MoU)を締結し、環境に優しい複合一貫輸送の分野で協力すると発表した。この協力により、HMMは国内の鉄道インフラを活用し、冷蔵貨物の輸送を強化する計画である。

この覚書には、鉄道と海上貨物をシームレスに接続する「複合一貫輸送ワンストップ輸送システム」の確立が含まれている。このシステムにより、低炭素物流輸送の開発と炭素排出量の削減が期待されている。また、HMMとKORAILは、新たなコンテナヤード(CY)の効率化に向けて提携し、新たな物流ハブの構築を目指している。

HMMのコンテナ事業本部長であるイ・ジョンヨプ氏は、「HMMは顧客に環境に優しいサービスを提供することを非常に重要視しており、特に国内冷蔵輸送の脱炭素化が可能となる」と述べ、今回の提携の重要性を強調した。このパートナーシップにより、HMMはリーファーコンテナの国際複合輸送ネットワークの構築に協力し、より持続可能な物流サービスを提供することを目指している。

HMMとKORAILの協力は、低炭素社会の実現に向けた一歩であり、今後も両社は環境に配慮した輸送システムの構築を進めていく。

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LOGISTICS TODAY編集部
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