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豪イクシスPJ向けLNG船、「パシフィック・ブリーズ」と命名

2017年9月1日 (金)

ロジスティクス川崎汽船は1日、オーストラリアのイクシスLNGプロジェクト向け新造LNG船の命名式が川崎重工業坂出工場で行われ、「太平洋を渡るそよかぜ」の意味が込められた「PACIFIC BREEZE」(パシフィック・ブリーズ)」と命名されたと発表した。

同プロジェクトのオペレーターである国際石油開発帝石の子会社と仏トタルの共同出資会社「ITマリントランスポート」が川崎汽船傘下の「パシフィック・ブリーズLNGトランスポート」と結んだ定期用船契約に投入される。

主に液化基地のダーウィン基地から同プロジェクトがLNG売買契約を締結している台湾中油(CPCコーポレーション台湾)に向けたLNG輸送に従事する。

パシフィック・ブリーズは、川崎重工が新開発した世界最大級のモス型LNG船で、モス型LNG船としては世界で初めてTFDエンジンを採用。優れた燃費性能で環境保全に配慮した輸送が可能。

■主要目
船主:Pacific Breeze LNG Transport S.A.
用船者:IT Marine Transport Pte. Ltd.
建造造船所:川崎重工業坂出工場
全長:289.3m
型幅:52m
タンク形式・タンク容積:モス型18万2000立方メートル
推進機関:TFD(Tri-FuelDiesel)電気推進機関