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東京ガス、最大船型のLNG船に命名「エネルギーホライズン」

2011年7月7日 (木)

ロジスティクス東京ガスは6日、100%子会社の東京エルエヌジータンカー(TLT)が、香川県の川崎重工業坂出工場で、日本郵船と共有する新造LNG船(保有比率:TLT10%、日本郵船90%)の命名式を行ったと発表した。船名は「エネルギーホライズン」で、「水平線、展望」を表すホライズンに、天然ガスの持つ可能性をかさね合わせ、命名した。

 

エネルギーホライズン号は4つの球形タンクを備え、タンク総容量は17万7000立方メートル(積載容量17万5000立方メートル)となる。球形タンクを持つモス型LNG船としては、世界最大船型(パシフィック・マックス型)。

 

また、LNG船としては世界で初めての高効率蒸気タービンを採用することにより、従来の蒸気タービンと比較して燃費効率を約15%向上。東京エルエヌジータンカーが保有・管理する10隻目の船となり、就航後はプルートプロジェクトなどのプロジェクトのLNG輸送にも活用する。

 

船舶管理は20年間の傭船契約に基づき、日本郵船が実施する。