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豪イクシスPJ向けLNG船「オセアニック・ブリーズ」と命名

2017年10月24日 (火)

ロジスティクス川崎汽船は24日、豪州のイクシスLNGプロジェクト向け新造LNG船の命名式が三菱重工業長崎造船所で行われた、と発表した。

プロジェクトオペレーターの国際石油開発帝石・北村俊昭社長が「大海原を渡るそよかぜ」の意味を込め「OCEANIC BREEZE」(オセアニック・ブリーズ)と命名した。

オセアニック・ブリーズは、川崎汽船と国際石油開発帝石グループとの共同出資会社が保有。国際石油開発帝石の子会社と結んだ定期用船契約に投入され、主に液化基地がある豪州ダーウィンから直江津LNG基地(新潟県上越市)までの、年間90万トンのLNG輸送に従事する。

三菱重工が開発した、船体とタンクカバーが一体構造となった「さやえんどう」船型を採用し、船体軽量化と風圧抵抗軽減を図った。

■主要目
船主:OceanicBreezeLNGTransportS.A.
用船者:INPEX SHIPPING
建造造船所:三菱重工業長崎造船所
全長:288メートル
型幅:49メートル
タンク形式・タンク容積:モス型155300立方メートル
推進機関:再熱式蒸気タービン