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アルプス物流・中間、新拠点開設費かさみ減益

2017年10月30日 (月)

財務・人事アルプス物流が30日発表した中間(4-9月期)決算は、主力の電子部品物流事業で新拠点の開設費用などで、増収だったものの営業利益が3.2%減少した。

電子部品物流事業は、日本、中国、東アジア、ASEAN、北米、欧州の全地域で売上高が拡大し、セグメント売上は11.5%増加した。一方、営業利益は新拠点の開設や新たなビジネス立上げなどの費用が発生し14.6%の減益となった。

商品販売事業は調達と物流を一元化した電子デバイスの販売ビジネスが、顧客の車載関連を中心とした生産拡大に伴い、売上を拡大。また、包装資材も物流効率につながる包装改善の提案営業を進め、売上を伸ばした。セグメント売上は12.7%増収、営業利益は42.2%増加。

消費物流事業は取引の一部見直しもあり1.7%の減収となったが、セグメント利益は生産性向上の取り組みが進み48%増加した。

■2018年3月期第2四半期連結決算

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
51,7388.4%
営業利益
2,314-3.2%4.5%
経常利益
2,274-2.7%4.4%
当期利益
1,254-5.7%2.4%