財務・人事ニッコンホールディングスが2日発表した2019年3月期中間(4-9月)決算は、人件費や外注費の増加により、増収だったものの営業利益は減少した。
運送事業は、貨物取扱量の増加により、売上高は3.7%増の448億4500万円となった。セグメント利益は、燃料価格の上昇があったものの、輸送効率の向上や減価償却費の減少などにより、22億6000万円で1.1%の増益。
倉庫事業は、保管貨物量の増加により、売上高は140億5500万円と2.7%増加した。セグメント利益は、増収効果などにより、9.4%増の31億2000万円となった。
梱包事業は、業務量の増加により売上高が227億4000万円で6.6%増収。セグメント利益は人件費や外注費の増加などにより、17億500万円と5.9%の減益。テスト事業は、業務量の増加により1.6%の増収となる106億9800万円、セグメント利益は人員増に伴う人件費の増加などにより12.2%減の16億2300万円だった。
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 95,367 | 4.1% | |
営業利益 | 8,849 | -1.8% | 9.3% |
経常利益 | 9,763 | 0.2% | 10.2% |
四半期純利益 | 6,564 | -6.1% | 6.9% |