財務・人事日本郵船が10月31日に発表した9月中間決算は、売上高1兆642億円(前年同期比14.6%増)、営業利益127億円(前年同期は224億円の損失)、経常利益220億円(同236億円の損失)、最終利益62億円(同2318億円の損失)となり、半期ベースで黒字を回復した。
コンテナ船部門は荷動きが想定を上回る水準で推移。ドライバルク部門も市況が予想以上の水準となり、上期の利益幅が拡大した。同部門は船腹過剰状態が解消していないものの、中国の鉄鉱石輸入量の増加などで荷動きが活発化した。物流事業は仕入れコストの高止まりで低迷したが、航空運送事業は荷動きが活況を呈した。
■2018年3月期第2四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 1,064,279 | 14.6% | |
営業利益 | 12,741 | - | 1.2% |
経常利益 | 22,012 | - | 2.1% |
当期利益 | 6,291 | - | 0.6% |