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SBSロジテム、本社ビルに使用電力表示メーター設置

2012年4月18日 (水)

環境・CSRSBSホールディングス傘下で「関東即配ビジネス便」を展開するSBSロジテム(東京都江東区)は18日、リアルタイムで使用電力を表示するスマートメーターを本社ビルに導入したと発表した。社員の節電意識向上と、前年比10%以上の節電を目標とした取り組み。

 

SBSロジテムはこれまでも環境対策の一環として、本社ビルの屋上緑化やLED照明設備の導入、簡易梱包輸送の推進、リヤカー付電動自転車による配送――など設備とサービスの両面から環境に配慮した取り組みを行ってきた。

 

環境負荷軽減の新たな取り組みとして、スマートメーターを導入。電力の使用状況を可視化し、使用量が設定値を越えるおそれがあると表示と音で警告する。社員は電気製品や照明、空調などの使用中止、間引き、温度を上げるなどで電力使用量を抑える。

 

併せて節電が担当者任せにならないよう、大型の掛け時計の外周にどれくらいの電気を使っているのかを表示するスマートクロックも導入。社員誰もが見える事務所の中央に設置し、全員で省エネ活動に取り組む環境を整えた。

 

同社では、節電目標を前年比の10%(約4万3000キロワット時)以上に設定。CO2排出量に換算すると約16トンの削減になり、樹齢50年の杉1150本の年間吸収量に相当するという。同社は「折しも実施される電力料金の値上げ対策としても有効だと考えている」としている。