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日本郵船、クルーズオブザイヤーでダブル受賞

2017年12月20日 (水)

▲(写真右)郵船クルーズ常務取締役新居正弘氏

話題日本郵船は20日、同社グループの郵船クルーズと郵船トラベルがそれぞれ企画したクルーズ2商品が、日本外航客船協会主催による「クルーズ・オブ・ザ・イヤー 2017」の優秀賞を受賞したと発表した。

郵船クルーズが同社運航の客船「飛鳥II」で企画した「TAKARAZUKA ON ASUKAII」では、宝塚歌劇団の「元トップスター」を中心としたメンバーによるオリジナルショーの上演、衣装展示のほか、同歌劇団の振付師による体操教室、「タカラジェンヌ」気分を味わえる背負い羽根の着用体験など参加型イベントを開催した。初乗船率が6割を超え、50才代以下の乗船客が5割を占めるなど、新しい顧客層へのアピールにつなげたことが高く評価された。

郵船トラベルが企画した「飛鳥Ⅱで航く 春の新宮・高知・別府クルーズ」では、桜開花の時期に「飛鳥II」をチャーターし、桜や春をテーマにオリジナリティを追求した船内イベント、参加特典や食事などを綿密に練り上げ、特に家族層や女性のグループなどから好評を博した。また、アジアマーケットでの集客にも成功し、日本籍クルーズ船への潜在的な外国人需要の掘り起こしに寄与したことも評価された。

授賞式は19日に行われ、JOPAの山口直彦会長から郵船クルーズ常務取締役の新居正弘氏、郵船トラベル取締役の山﨑紀彦氏にそれぞれ記念の盾が贈られた。