ロジスティクス日本郵船は24日、船舶の運航支援装置「J-Marine NeCST」(Jマリン・ネクスト)の製品一号機が、郵船クルーズが保有・運航する客船「飛鳥II」に搭載されたと発表した。
Jマリン・ネクストは電子海図へのハンドライティング機能で航海計画の立案をサポートし、気象・海象予測システムなどと連携して船舶運航データの集約管理・共有を可能とする運航支援装置で、日本郵船、日本無線、MTIの3社が共同した。
これまでグループ運航船で試験運用を重ねていたが、28日に39日間の「2018年オセアニアグランドクルーズ」へ出発する「飛鳥II」へ正式搭載され、商用運用を開始する。
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