産業・一般ダイドードリンコは24日、中国事業で上海米源集団有限公司グループと資本提携を締結することを決めた。中国における事業展開を再構築するもので、昨年7月15日に発表した上海ダイドーと上海鼎徳の合併は中止する。
ダイドードリンコは米源集団の子会社「上海米源飲料有限公司」の株式21.06%を取得して持分法適用会社化するとともに、上海ダイドー(上海大徳多林克商貿有限公司)子会社の上海大徳鼎徳商貿有限公司の全株式を米源飲料に売却。また、上海ダイドーは保有する自動販売機(資産)、自動販売機による飲料販売契約などを米源飲料に譲渡する。
中国で自販機飲料市場の拡大が見込まれる中、米源グループとダイドーグループが連携して飲料事業を拡大する狙い。