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京急、アパート空き部屋活用しレンタルスペースに

2018年2月26日 (月)

話題京浜急行電鉄は26日、スペースマーケット(東京都新宿区)と共同で、アパートの空き部屋を活用したレンタルスペース「fika上大岡」をオープンした。

京急電鉄が所有するアパートの空き室をスペースマーケットがプロデュースし、リフォームのプランニングや家具などのコーディネートを施した上でレンタルスペースとして再生させた。

京急沿線では少子高齢化が進み、空室期間が長い住宅なども目立ち、空き家・空き室が増加傾向になっていた。

スペースマーケットは、遊休スペースのシェアリングプラットフォームとして寺、映画館、廃墟ビル、住宅など1万2000以上のスペースを取り扱い、法人・個人を問わず利用事例が増えている。

中でも住宅スペースは「リラックスできる」「子連れでも利用しやすい」など好評で、時間貸しの利用件数は2年間で3倍以上増加し、空き家・空き室の新しい活用としても注目されているという。

少人数のパーティー、誕生日会、女子会、ママ会などの利用を想定し、管理・運営はスペースマーケットが行う。

スペースマーケットが運営する、ユニークなスペースを簡単にネットやアプリで1時間単位から貸し借りできるマーケットプレイス「スペースマーケット」のページ上で、予約から利用後の支払いまで完結できる。

京急電鉄では「今回の取り組みをきっかけに、不動産活用の新しい選択肢として、賃貸だけではなく、新たに時間貸しを提案し、空き家・空き室の解消、沿線の価値向上へつなげていく」としている。