
▲優れた取り組みに贈られる社長賞を受賞
認証・表彰荷物の一時預かりのシェアサービス「ecbo cloak」を運営しているecboは29日、京浜急行電鉄(京急)とサムライインキュベートが合同で実施する京急アクセラレータープログラムの第2期の発表会で「社長賞」を受賞したと発表した。
「ecbo cloak」は荷物を預けたい人と荷物を預かるスペースを持つ店舗をつなげるシェアリングサービスで、条件を満たせば駅構内などにも荷物を預けることができる。同社は4月に「京急アクセラレータープログラム」の「ともに取り組むスタートアップ企業」に選ばれていた。
同社では京急沿線で集中的にエクボクロークが利用できる店舗を増やしていった結果、沿線での「手ぶら観光」が可能となったほか、ベビーカーや楽器などコインロッカーに入らない大型の荷物も預けることができるため、駅ナカや電車内の荷物による混雑が緩和につながった。最終的には荷物の預かり個数は京急品川駅のコインロッカーの50倍の3000個以上の荷物預かりを達成したという。
同社は京急と今後も引き続き本格的な取り組みに向けての検討を進めていくとしている。