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ピザハット、AI用いた需要予測で宅配効率化

2018年3月13日 (火)

フードAIスタートアップのGAUSS(ガウス、東京都渋谷区)は13日、日本ピザハットの保有するマーケティングデータ解析による売上拡大や宅配効率最適化による顧客の待ち時間削減を目的に、3月から共同開発を開始すると発表した。

ピザハットの売上は堅調で以前より需要拡大している一方で、一部の店舗では顧客の宅配待ち時間増加に伴う、機会損失が発生していることが課題となっている。

この課題に対し、AIを用いたデータ解析による予測で実績を持つGAUSSは、ピザハットが蓄積している全国370店舗 (直営+フランチャイズ)の各店舗の販売・稼働状況のデータを活用して、機会損失の可視化と翌日以降の需要予測を用いて人員配置や在庫の適正化といったリソース配分の最適化をすることで、売上拡大と顧客の待ち時間削減を目指す。

今後GAUSSは、飲食業や小売業の需要予測に特化したAI技術をパッケージ化し、同様の課題を抱える企業へ展開する。