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ルワンダの物流システム改善へ円借款76億円

2018年3月26日 (月)

国際外務省は23日、ルワンダの物流システム改善を支援するため、76億円を限度とする円借款を供与すると発表した。

宮下孝之・駐ルワンダ大使と同国のクラヴェール・ガテテ財務・経済計画相が、東アフリカ北部・中央回廊につながる幹線道路の一部でブルンジなど周辺内陸国への物流輸送の結節点となる「ンゴマ」と「ラミロ」間の53キロの道路舗装・拡幅整備を対象とした道路改良計画に関する書簡を交わした。

東アフリカ地域の物流システム整備に寄与する計画になるとみられており、整備により、ンゴマとラミロ間の所要時間は1時間50分から1時間15分へ短縮。外務省では、物流システムの整備により日本企業を含む海外からの投資拡大が期待される、としている。

日本政府は2016年のアフリカ開発会議で、官民総額300億ドル規模の「アフリカの未来への投資」を行うことを表明しており、今回の計画はこの表明を具体化するもの。

■ルワンダ共和国
面積:2.63万平方キロ(日本の関東地方より小さい)
人口:1190万人(世界銀行2016年)
一人当たりGNI(国民総所得):700米ドル(世界銀行2016年)