ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

アークス、新システム導入に合わせ物流一元化

2018年4月16日 (月)

サービス・商品北海道・東北を中心にスーパーマーケットなどの小売業を展開するアークスは、売上高1兆円達成への布石として取り組むシステム基盤構築プロジェクトで、新システムが9月に本稼働に入ることを明らかにした。16日の決算説明会で言及した。

これに伴い、同社グループは物流面で「ラルズ」と「東光ストア」の出荷拠点や配送を統合する「エリア別物流の一元化」を推進し、効率的な低温物流の構築と併せて、2019年2月期に物流改革による増益効果として1.7億円を見込む。

またセンター供給増と稼働率アップ、ロス率の低減、不振部門の改善などで11億円、システム稼働に合わせて実施する商流の集約で3.1億円と、物流改革を含めて15.8億円の利益増を想定している。

新システムの本稼働に向け、2月にアークス統一商品分類コードを制定、3月には組織強化とゼネラルマネージャーの増員を実施するなど、着々と準備が進んでおり、今後は「AIによる客数予測を踏まえた自動発注」などへの対応も視野に入れる。