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昭和電工、東北の液化アンモニア物流拠点が稼働

2014年5月12日 (月)

荷主昭和電工は9日、液化アンモニアの東北・新潟地区の物流拠点「東北アンモニアセンター」(福島県新地町)の竣工式を行ったと発表した。

東北アンモニアセンターは、東日本大震災の際に津波で被災した設備の後継となるもので、既に4月から物流拠点としての運営を一部再開している。センターが本稼働に入ることで、液化アンモニアの安定供給体制を再構築した。

同社の液化アンモニア「エコアン」は、使用済みプラスチックを原料の一部に使用した製品で、電力会社からグリーン調達品として認定を受けている。火力発電が今後も高稼働となる見込みのため、同社は東北・新潟地区の液化アンモニア需要が堅調に推移するとみている。