ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ラオス運輸省と物流専攻学生に「日本の物流」集中講義

2018年5月11日 (金)

行政・団体国土交通省は11日、ラオス国立大学の学生、ラオス公共事業運輸省などに対して物流に関する集中講義を開講すると発表した。

国交省では、SGH財団と協力してラオス国立大学で物流を専攻する学生、官民の物流関係者を対象に実施している講義と演習を実施しており、今回で2回目。集中講義では、物流専門家による物流実務の知識・ノウハウを提供し、ラオスの経済成長への貢献と日本の産業の海外展開支援を図る。

ラオスなどのASEAN地域では、経済発展に伴い物流需要が拡大する中、物流分野の人材育成や確保が課題となっていて、進出する日系物流事業者にとっても優秀な現地人材を確保できるかどうかが重要な経営上の課題となっていることから、講義活動を通じて課題の解消に取り組む。

ラオス国立大学では5月14日から18日の5日間、工学部で物流を専攻する4年生55人に、公共事業運輸省訓練センターでは5月21日から22日の2日間、同省・業界団体・民間物流事業者の実務者25人に対し、日本の3PL、通販物流、コールドチェーン物流などの物流概論、人員・顧客管理、5S、業務改善などの物流オペレーションをテーマに、講義とその内容に基づくディスカッション、プレゼンテーションを行う。