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国交省、ラオスで物流実務の集中講義

2017年3月27日 (月)
国交省、ラオスで物流実務の集中講義
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行政・団体国土交通省は24日、ASEAN交通連携のもとラオス国立大学と公共事業運輸省訓練センターで物流実務の知識・ノウハウ提供のための集中講義を開講したと発表した。

3月9日から10日までの2日間公共事業運輸省訓練センターで公共事業運輸省・業界団体・民間物流事業者の実務者30人に、13日から17日までの5日間ラオス国立大学で物流を専攻する4年生36名と同大講師14人に、それぞれ実施した。

SGH財団協力のもと、SGホールディングスグループの佐川グローバルロジスティクスの教育担当社員を講師に招いて開催。講義では、ロジスティクス、3PLといった物流概論、質・原価・工程管理・設備等に関する物流オペレーションのほか、講義内容にもとづく演習も行った。

ラオスの物流施設では棚が未整備で置き場の明示もされていないなど、物流現場の運用レベルは低水準に留まっていいる。このようななか、講義での5S・ECRS手法による業務改善・倉庫管理といった、従来ラオスでは認知されていない物流現場の改善内容に対して、受講者からは特に高い関心を示された。