国交省、ラオス大学で物流実務集中講義

▲ラオス国立大での講義の様子（以下画像の出所：国交省）

国際国土交通省は5月31日、ラオス国立大学の学生と同国公共事業運輸省などに対し、物流実務の知識・ノウハウ提供のための集中講義を開講した、と発表した。

この事業は、SGH財団協力のもと、佐川グローバルロジスティクスの教育担当社員3人を講師として迎え、14日から18日にラオス国立大学、21-22日に公共事業運輸省訓練センターで実施した。

講義は、5S活動や3C分析手法による業務改善・顧客分析など、同国では認知されていない物流現場の改善に関する実践的な内容や、ASEAN域内で需要が高まっているコールドチェーン物流について解説した。

▲公共事業訓練センターでの様子

また、ラオス国立大学での開講に先立ち、国交省とラオス公共事業運輸省の立会いのもと、SGH財団とラオス国立大学との間で、同講義を定期的・継続的に実施するための協力覚書を締結した。