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川崎汽船、シリーズ19隻目の石炭専用船竣工

2018年5月23日 (水)

荷主川崎汽船は23日、今治造船グループの新笠戸ドック(山口県下松市)で、8万8000トン型石炭専用船「CORONA XANADU」(コロナザナドゥ)が竣工したと発表した。

同社のポスト・パナマックス「コロナシリーズ」は、電力炭輸送に適した幅広浅喫水の石炭専用船。コロナザナドゥは、プロペラの推進効率向上を目的にダクト型省エネ装置を採用するなど、従来船に比べて燃費改善を図っているほか、バラスト水処理装置採用により、海洋生態系保護に配慮するなど最新技術を導入して環境に配慮している。同船の就航により、シリーズ船隊は19隻体制となる。

■主要目
全長:229.98メートル
型幅:38メートル
型深:19.9メートル
満載喫水:13.904メートル
載貨重量トン数:8万8869トン
総トン数:4万9733トン
純トン数:2万8528トン
ホールド/ハッチ数:5/5