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川崎汽船、8万8000トン型の石炭専用船竣工

2016年5月24日 (火)

荷主川崎汽船は24日、今治造船(愛媛県今治市)の丸亀事業本部(香川県丸亀市)で建造していた8万8000トン型石炭専用船「CORONA VICTORY」(コロナビクトリー)が竣工したと発表した。

同船は、電力炭輸送に最適な幅広浅喫水の石炭専用船。ばら積貨物船・油タンカーの共通構造規則(CSR)やNOx2次規制に対応したほか、船型改良・低摩擦塗料採用・電子制御主機関採用で燃費を改善した。同船の就航でポストパナマックス「コロナ」シリーズは19隻体制となった。

■概要
全長:229.98メートル
幅(型):38メートル
深さ(型):19.9メートル
満載喫水:13.90メートル
載貨重量トン:8万8909トン
総トン数:4万9721トン
純トン数:2万8535トン
ホールド/ハッチ数:5/5