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アリババ会長、スマート物流に1.7兆円投資表明

2018年5月31日 (木)

▲アリババのジャック・マー会長

空白

話題アリババのジャック・マー会長は5月31日、同社傘下でロジスティクス機能を担うカイニャオ(菜鳥)が主催した「2018グローバルスマートロジスティクスサミット」で、配送効率の向上と物流コストの大幅削減を目指すスマートロジスティクスネットワークの技術的基盤を構築するため、1000億元(1兆6994億円)以上を菜鳥に投資する、と発表した。

中国全土で当日配送を実現し、物流コスト削減、製造業と物流部門で利益創出を目指すもので、世界各国への配送も72時間以内に完了させる壮大な計画。

■ジャック・マー会長の発表
「この物流ネットワークは、国内のみならず世界規模のものだ。パートナー企業とより密接に協力することで、すべての人に利益をもたらす。物流業界の技術革新が進むことに伴い、菜鳥は物流業界の頭脳となることを目指す。菜鳥の誕生以来、そのミッションは物資の配送することではなく、配達員や倉庫、配送拠点、都市、住宅などのすべての物流要素を結ぶネットワークを構築することで、物流会社の配送を支援することだ。アリババグループがこのネットワークを構築することで、将来的なニーズにも物流業界として応えられるようになることを願っている。今日、物流業界では1日に1億個の荷物を処理している。今後は1日に10億個の荷物を処理することになるだろう。物流業界は、強固なインフラストラクチャーを整える必要がある」

■カイニャオ提供動画
・未来の物流の様子
https://alibabanews.com/article/zhinengwuliu-weilaiwuliuyuanshishenmeyangzi

・2分でわかる菜鳥のスマートロジスティクスネットワークの流れ
https://alibabanews.com/article/zhinengwuliu-liangfenzhongkancainiaozhinengcangkuliucheng

・菜鳥の無人配送解決策、未来の物流の発展をリード
https://alibabanews.com/article/zhinengwuliu-cainiaowurenjiashijiejuefangan-yinlingweilaiwuliufazhan