ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日系フォワーダー初、日通がパナマに拠点開設

2018年7月6日 (金)

拠点・施設日本通運は6日、米国日通がパナマの首都パナマシティに支店を開設し、7月2日から営業を開始したと発表した。日系フォワーダーがパナマに拠点を開設したのは初めて。

同国は太平洋と大西洋を結ぶパナマ運河で知られ、海路の通過点や、中南米最大のコンテナを取り扱う発着点としての役割を持つ。各国からの直行便が運航しており、特に中南米向けのハブとして機能している。

パナマ運河のカリブ海側に設けられた世界最大級の自由貿易区、コロン・フリーゾーン(CFZ)は、貨物を一時輸入して関税や消費税を納付することなく保管し、再輸出を行うことが可能。同国には日系企業が80社進出し、中南米への販売戦略の要衝と位置付けている。

日通はパナマ支店を開設したのを機に、中南米向けの保税在庫オペレーション業務(居住者・非居住者)、輸出入フォワーディング、倉庫業務、海外引越業務、中南米エリア向け物流マーケット調査、商品開発業務など、中南米の物流サービスを拡充していく。