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セイコーエプソン、塩尻市にプリントチップ新生産拠点

2018年7月10日 (火)

拠点・施設セイコーエプソンは9日、2016年秋から建設を進めていた広丘事業所(長野県塩尻市)内の新工場が竣工したと発表した。

新工場は、エプソンの最先端のインクジェットプリントヘッド「プレシジョンコアプリントヘッド」のコアとなる構成部品「プリントチップ」の生産を行う。新工場は18年度内の稼動を予定しており、将来的には生産能力を現在の3倍に拡大させる計画。

プリントチップは現在、長野県の諏訪南事業所で製造しているが、新工場の稼動により2拠点体制となる。また新工場は、災害対策に優れた建物構造・設備を採用し、事業の継続性も強化する。

■新工場の概要
名称:広丘事業所9号館
所在地:長野県塩尻市広丘原新田80
機能:「PrecisionCoreプリントヘッド」の生産(前工程)、研究開発
竣工:2018年6月30日
建築面積:1万653平方メートル
延床面積:4万6915平方メートル
建築構造:鉄骨造、地下1階・地上5階建て
投資金額:255億円