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リネージュ、スペイン2拠点で太陽光発電導入

2026年3月5日 (木)

ロジスティクス米冷蔵倉庫大手リネージュ・ロジスティクスは4日、スペインの冷蔵倉庫2拠点で太陽光発電設備の稼働を開始したと発表した。対象はナバラ州ミラグロとムルシア州ラス・トーレス・デ・コティージャスの施設で、屋根上に設置した太陽光パネルで発電した電力を冷却設備などの運用に充てる。再生可能エネルギーの導入により、電力調達の安定化とCO2排出削減を同時に進める。

(出所:リネージュ・ロジスティクス)

両施設の太陽光発電容量は合計7メガワットピークで、年間9.1ギガワット時の発電を見込む。これは年間1500トンのCO2排出削減に相当する。発電した電力は冷凍・冷蔵設備の運転に使用され、外部電力への依存度を低減する。エネルギー価格の高騰や供給不安が続く欧州では、自家発電の導入が運営リスクの抑制策として注目される。

設備導入は再生可能エネルギー事業者グリーン・イエロー(フランス)と、スペインの再エネ企業グループ・エンホルとの協業で実施した。分散型エネルギーシステムの設計やインフラ構築のノウハウを活用し、既存倉庫の屋根スペースを生かした発電設備を整備した。リネージュのラウル・フォレス地域副社長は「エネルギー依存度の低減と排出削減を同時に進め、より強靱な冷蔵物流ネットワークを構築する」とコメントしている。

欧州ではエネルギー価格の変動や脱炭素規制の強化を背景に、物流施設への再生可能エネルギー導入が拡大している。特に温度管理を必要とするコールドチェーンでは、電力コストが事業収益を左右する要素となる。リネージュは今回のスペインでの導入を足がかりに、同社ネットワーク全体で再生可能エネルギー活用の拡大を検討するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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