ロジスティクスシミックホールディングス(東京都港区)傘下のharmo(ハルモ、同)は5日、東京海上スマートモビリティ(東京海上SM、千代田区)と連携し、運輸事業者向けの健康管理ソリューションを共同で展開すると発表した。ドライバーの健康起因事故の抑制や就労期間の延伸を目的とし、健康データとリスク管理の知見を組み合わせた新たな支援モデルを構築する。
今回の連携では、harmoが提供する運輸業向け健康支援サービス「well-harmoレポート」や「harmoおくすり手帳 for Driver」を、東京海上スマートモビリティの健康管理ソリューション「MIMAMO WELLNESS」と併せて提案する。健診データや服薬情報などのPHR(個人健康記録)を活用し、ドライバーの健康状態を可視化することで、健康起因事故のリスク低減や長期就労の支援を図る考えだ。
物流コンソーシアム「baton」(バトン)が実施した調査では、トラックドライバーの約半数が50代以上を占めており、健康状態の悪化が事故や事業継続リスクにつながる可能性が指摘されている。事故が発生した場合、是正措置や稼働停止、社会的信用の低下など企業経営への影響も大きい。一方で、現場では健康診断などの取り組みが事故防止に十分活用されていないケースも多く、健康管理の実効性を高める仕組みづくりが課題となっている。
東京海上グループが主導するbatonは、物流業界の持続可能性向上を目的に企業横断の連携を進める枠組みで、「簡素で滑らかな物流」「担い手にやさしい物流」「強くてしなやかな物流」の実現を掲げている。harmoは同コンソーシアムのドライバーマネジメント分科会に参画し、健康データを活用した安全対策の高度化に取り組む。
両社は今後、健康データの分析と事故リスク管理を組み合わせた新たなソリューションの開発も視野に入れる。また、運輸事業者向けに共同オンラインセミナー「社員への健康施策が産む、運輸業の組織変革」を24日と26日に開催。健康管理DX(デジタルトランスフォーメーション)を起点に事故防止や組織改革につなげる具体策を紹介する。
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