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三重県、産廃業者3社に許可取消・事業停止処分

2018年8月6日 (月)

行政・団体三重県は4日、産業廃棄物収集運搬業のエレテック(大阪府茨木市)に許可取消処分、神田組(津市)とサカモト(同)に事業停止処分を命じた、と発表した。

エレテックは、7月2日に大阪地方裁判所で破産手続が開始されたことから許可の取消処分を行った。

神田組には、同社が管理する津市河芸町上野地内の土場立入検査を実施したところ、排出事業者から収集運搬・処分を受託したコンクリートの破片を、変更許可を受けずに積替え・保管許可のない当該土場に荷下ろし、保管したことが判明したほか、産業廃棄物管理票の交付を受けずに木くずを当該土場に運搬したことが判明したことから、8月1日から10月29日まで90日間の事業停止と処理施設の使用停止を命じた。

サカモトには、東員営業所に立入検査を実施したところ、同社は排出事業者から収集運搬・処分を受託した産業廃棄物を、変更許可を受けずに積替え・保管許可のない東員営業所に荷下ろし、選別したことを確認したほか、産業廃棄物の運搬終了年月日・処分終了年月日を実際の処理が終了した日付とは異なる日付を記載し、その写しを排出事業者に送付していることを確認したことから、8月1日から10月29日まで90日間の事業停止処分を行った。