ETC2.0データで運行管理支援、30日から配信

サービス・商品国土交通省は29日、「ETC2.0」を搭載した車両の走行位置や急ブレーキなどのデータをトラックの効率的な運行管理に役立てるサービスの提供を30日から開始する、と発表した。

「ETC2.0車両運行管理支援サービス」として新たな交通サービスの創出を促すため、道路新産業開発機構を通じて運行管理支援サービス事業者などに有料で配信する。

提供する特定プローブデータを用いることで、走行位置の把握、走行経路の把握、運転日報の作成補助データ、運転特性改善の啓発活動、ヒヤリハットマップの作成による危険個所の抽出、注意喚起による危険回避――などに使うことができる。

データ配信を受けるための費用は、サービスの利用料が1台につき月額150円、配信対象車両の登録手数料が1台500円（登録時のみ）となっている。