伊藤忠商事系の物流特化リートが上場

産業・一般伊藤忠商事系で物流不動産に特化する「伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人」が7日、東証リート市場に上場した。上場時の取得物件は伊藤忠商事が開発した国道16号線周辺の物流施設7物件（合計延床面積27万5000平方メートル）で、取得予定価格は538億4000万円。

伊藤忠が開発を手がける物流施設ブランド「アイミッションズパーク」を冠した神奈川、千葉、埼玉の3県に立地する7施設のほか、今後開発される物件も含めて5物件の優先交渉権が付与される。10万社に及ぶ取引顧客網をリーシングマネジメント業務などに活かし、収益・稼働率の安定化を図る。平均鑑定NOI利回りは5％。