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ネスレ日本と佐川が新宅配、住宅・店舗に拠点

2018年9月26日 (水)
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話題ネスレ日本(神戸市中央区)は26日、物流業務を委託している佐川急便と共同で、地域住民や商店などの協力を得て宅配荷物の配達・受取拠点を設け、配達の省力化によって人手不足の解消を目指す取り組み「MACHIECO(マチエコ)便」を10月1日から東京・大阪の一部で開始する、と発表した。

開始当初は専用ロッカーを含めて東京6区(港、品川、千代田、中央、新宿、渋谷)に100か所、大阪4区(北、中央、福島、此花)に30か所に集配拠点「エコハブ」を設置し、佐川急便がエコハブへ地域内で配達予定の対象荷物をまとめて納入する。

利用者(対象商品の購入者)は、専用のウェブサイトやスマートフォンアプリでエコハブへ荷物を「取りに行く」か「配達してもらう」かを選択。エコハブでの受け取りを選んだ場合、送料を5%割り引くほか特製のエコバッグを提供し、配達が選択された場合は佐川急便が宅配する。

対象商品はネスレ日本の商品だけでなく、段階的にファンケル、ルピシアの商品へと拡大していく考え。ネスレ日本の顧客は全国に90万人いるが、同社はエコハブの設置数や対象商品の拡大を図り、2025年にマチエコ便の利用者100万人を目指す。

自宅や店舗などにエコハブを設置すると、ネスレ日本から手数料が支払われる。拠点によって荷物の量などが異なるため、手数料は個別に決められる。ネスレ日本はロケーションや申込者の適性などを総合的に審査してエコハブの設置場所を選定する。エコハブまでの倉庫業務から配送業務の管理、実務は、佐川急便が行う。

▲サービス概要

■専用WEBサイト
https://machieco.jp/machiecobin

■新・宅配サービスの説明動画
https://youtu.be/ug7N4xrG5-8