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日本GLP、兵庫県西宮市と災害時協力協定

2018年9月27日 (木)

環境・CSR日本GLPは27日、兵庫県西宮市と津波や洪水などの災害発生時に物流施設「GLP鳴尾浜」を同市の管理・運営する車両などの一時退避施設として提供する協定を締結したと発表した。

▲「GLP鳴尾浜」

協定では、西宮市の洪水、津波ハザードマップで危険地域外とされるエリアに同施設が立地することに加え、同施設の開発時に盛土の対応を実施しており、緊急避難に適した施設であることから、西宮市と日本GLPとの間で本協定を締結するに至った。

GLP鳴尾浜は2015年9月に竣工した地上5階建て、延床面積11万1070平方メートルのマルチテナント型物流施設で、免震構造やバックアップ電源、地下水供給設備など有事を想定した設備を備えている。

具体的には、西宮市に津波警報や洪水による避難勧告が発表・発令された場合、浸水の可能性のある場所に駐車している塵芥車などの一時退避先として同施設の駐車場スペースの一部を提供し、災害廃棄物の迅速な処理に協力するもの。これに先立ち、日本GLPは西宮市と17年3月に津波や洪水などの災害発生時の近隣住民避難先として同施設の一部を提供することに関する協定を締結している。