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福通、リトアニアで日本語スピーチコンテスト

2018年10月2日 (火)

▲後列の右から3人目が優勝したサロメーヤ・ユレナイテさん、前列の左から4人目が福山通運の小丸成洋社長

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イベント福山通運は1日、同社の小丸法之会長が理事長を務める公益財団法人小丸交通財団が、広島大学、ヴィタウタス・マグヌス大学と共催し、9月24日にリトアニア共和国カウナス市にあるヴィタウタス・マグヌス大学で「第1回日本語作文スピーチコンテスト」を開催したと発表した。

今回のコンテストは、リトアニアで初めて開催したもので、「交通」をテーマに6人がスピーチを行った。最優秀賞はカウナス芸術ギムナジウムのサロメーヤ・ユレナイテさんが受賞し、小丸交通財団の小丸成洋専務理事から表彰された。

また、来賓として山崎史郎在リトアニア日本国大使館特命全権大使をはじめ、主催者として広島大学の越智光夫学長、ヴィタウタス・マグヌス大学アジア研究センターのアウレリウス・ジーカス所長が列席。同社小丸成洋社長は、2017年1月30日に在福山リトアニア名誉領事に就任して以来、日本とリトアニアとの友好親善の促進に努めている。また、福山通運は18年8月12日にリトアニアのホップトランス社と業務提携を行い、経済分野に加えて文化面や学術面での交流を教育機関などとの連携により推進していくことにしている。

小丸交通財団は、小丸会長が、交通安全思想の普及啓発活動を目的として13年9月9日に創立し、日本では小学校を対象とした交通安全教室の開催や交通事故防止のチラシを配布するなどの街頭活動を行っている。また、海外では日本語の学習成果を発表する機会や日本との文化交流、交通安全意識の向上に寄与することを目的として、日本語作文スピーチコンテストを行っている。

日本語作文スピーチコンテストは、リトアニア共和国のほか、中国では上海、貴州、北京で、またベトナムではホーチミン、インドネシアではジャカルタでも実施しており、2018年度は今回のスピーチコンテストが2回目の開催となる。今後、ほかの都市でも開催していく。