イベントエグゾテック(フランス)は3日、フランス北部の新本社「Imaginarium」(イマジナリウム)で、グローバル本社のオープンを記念するイベント「ExoSummit 2026」を開催した。共同創設者のロマン・ムランCEO(最高経営責任者)とルノー・ハイツCTO(最高技術責任者)が登壇した。

▲エクゾテックのロマン・ムランCEO
イベントでは欧州、北米、日本を含むアジア太平洋の「3極」を重点市場としてビジネスを拡大する方針が発表された。また、自動倉庫システム「Skypod」(スカイポッド)を軸に、マテハン分野のインテグレーターとして進化していく姿勢を明確にした。
2万5000平方メートルの広さを誇る新本社は、欧州物流の戦略的要衝であるリールに立地。ムランCEOは、かつて7か所に分散していたチームを集約した背景について、物理的な距離をなくして情報の交換を迅速化させる狙いがあると説明した。同社は22年にフランス初の産業分野のユニコーン企業となり、24年には累計売上高10億ドルを達成した。25年の年間売上高は3億4000万ドルに達しており、成長に向けた設備や人材への投資を継続する。

▲エグゾテックの新本社「Imaginarium(イマジナリウム)」
午後のセッションでは、350人が出席するなかで、自動車メーカーのルノーグループ(フランス)とのパートナーシップに関する事例が紹介された。ルノーのアフターセールス・サプライチェーン担当ディレクターであるザヴィエ・ロール氏は、世界中の顧客に部品を配送する物流現場で、同社の技術が効率化に大きく寄与していると強調した。

▲ザヴィエ・ルノーのロール氏
施設内の製造エリアでは、部品の状態から最終的なロボットの組み立て、テストまでを一貫して行う体制を公開。第2世代ロボットは、最大対応高さが14メートルに向上し、システムの収容密度も従来より2倍から3倍ほど高められている。

▲施設内を見学する様子
イベントの締めくくりに両首脳が再び登壇し、創業から10年の歩みを振り返った。ムランCEOは「我々の成長は現場の課題を解決したいという純粋な想いから始まった」と述べ、顧客の事業成長こそが同社の存在意義だと力説した。
ハイツCTOも、最高水準の品質を追求し続けるエンジニアリングの力を信じていると語った。両氏は「顧客の成功こそが、我々の唯一の誇りだ」と、物流の未来を切り拓く使命感を感じさせる熱いメッセージを会場に伝えた。
イベント後の本誌インタビューで両共同創設者は、主要3地域には依然として大きなポテンシャルがあると述べ、さらなる人材投入により世界各地でビジネスを拡大していく意欲を示した。

▲(左から)ハイツCTO、ムランCEO
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