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カメラかざし在庫管理、AR在庫管理スキャナー公開

2018年10月3日 (水)

話題IoT製品向けソリューションの開発を手がけるアプリックス(東京都新宿区)は3日、自社開発のAR(拡張現実)在庫管理スキャナー「Quanti」(クアンティ)を日本を含む各国の「AppStore」(アップストア、アップルのアプリダウンロードサービス)で公開した。

クアンティは、段ボール箱やバインダーなど見た目が似たものや、置き場所が変わるもの、整列していないもの、遠くにあるものなどの管理に適したサービスで、カメラをかざすだけで探している番号が付けられたARマーカーを素早く見つけることができる。

ARマーカーが上下逆や横になっていたり、カメラ上で傾いた状態で写っていたりしても、ARマーカー全体がカメラに写っていればスキャンが可能で、数メートル以上離れた場所からの読み取りにも対応。「カメラの解像度やARマーカーの大きさによるが、ARマーカーの大きさが5−6センチの場合、iPad Proで4メートル程度の距離から検知できる」という。

また、「在庫をクラウドで管理したい」「自社システムに組み込みたい」といったカスタマイズや、この仕組みを利用した在庫管理システムなどの受託開発にも対応する。