SAPジャパン、輸送管理ソフトの最新版をリリース

ロジスティクスSAPジャパン（東京都千代田区）は10日、輸送管理ソフトウェアの最新版となる「SAPトランスポーテーションマネジメント8.1」を提供開始すると発表した。

これまで、荷主や製造メーカー向けの輸送管理を支援していたが、最新版では物流業者向けに荷物の集荷から最終目的地までの配送をより最適に行うため、輸送航路以外での集荷・配送の輸送管理や貨物船の事前予約、貨物管理などの新機能を追加した。

同ソフトは、グローバルで輸出入を展開する出荷地点から、倉庫や流通センターなどの在庫拠点までのあらゆる輸送プロセスを統合し、コスト、リソース（船舶、航空、陸路、鉄道）、時間を単一のユーザーインターフェース上で、荷主から到着先まで一元管理することができる。