財務・人事C&Fロジホールディングスが7日発表した2019年3月期中間(4-9月期)決算は、外注費を削減したことで営業増益を確保した。
DC事業(保管在庫型物流事業)は、既存店所での共同配送の取扱物量の増加もあり、売上高は167億9000万円(4.4%増)となった。セグメント利益は、労務費の増加、燃油費の高騰に加えて倉庫業界全体の庫腹逼迫によるコスト構造の大幅な変化はあったが、グループ内の既存施設の相互利用、内製化による外注費の削減により、18億3100万円(4.7%増)と前年を上回った。
TC事業(通過型センター事業)は、一部業務の撤退の影響があったものの、「適正料金」の収受、コンビニエンスストア事業が堅調に推移したことにより、売上高は368億9600万円(2.6%増)となった。セグメント利益は、燃油費が高騰するなかで、内製化の進捗に対応した外注費の削減により27億1400万円(2.9%増)と増益を確保した。
■2019年3月期第2四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 54,645 | 3.3% | |
営業利益 | 2,532 | 0.7% | 4.6% |
経常利益 | 2,677 | 4.5% | 4.9% |
四半期純利益 | 1,809 | 8.8% | 3.3% |