財務・人事C&Fロジホールディングスが8日発表した2018年3月期決算は、保管在庫型物流事業(DC)で取り扱い物量が増加したことに加えて外注費の削減効果により増収増益を確保した。
DC事業は、既存店所での設備投資効果などによる取扱物量の増加もあり2.3%増収。セグメント利益は、契約社員の正社員登用による労務費の増加や、下期の一部外国貨物の集中によるコストの増加などがあったが、グループ内の既存施設の相互利用や内製化による外注費の削減により5%の増益となった。
通過型センター事業(TC)は、新規営業所の稼働があったものの、採算性向上を目指した一部業務の撤退により、0.7%減収。セグメント利益は、内製化の進捗や取扱物量の減少に対応した外注費の削減により4.4%増加した。
今期は、営業収益は1073億円、営業利益39億円、経常利益42億円、純利益25億円を見込む。
■2018年3月期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 104,167 | 0.3% | |
営業利益 | 3,845 | 0.1% | 3.7% |
経常利益 | 3,981 | 1.1% | 3.8% |
当期利益 | 2,604 | -2.8% | 2.5% |