財務・人事センコーグループホールディングスが9日発表した2018年度上半期の決算は、販売拡大や料金改定効果、新規連結化した子会社群の寄与などによって売上高は7.4%増(前年同期比)の2603億円となった。これらの増収効果により、外注費や燃料価格の上昇分を吸収、営業利益は14%増の91億円を確保した。
主力の物流事業では、自然災害の影響があったものの、17年度に開設した大型設備の増収効果があったほか、日用品や食品、アパレル商品、ケミカル品の新規拡販、料金改定の効果、安全輸送の期間差影響などで、事業収入が8%増の1840億円となった。
通期は売上高5300億円(前期比7.7%増)、営業利益193億円(12.9%増)、最終利益115億円(21%増)を見込む。
■2019年3月期第2四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 260,339 | 7.4% | |
営業利益 | 9,108 | 14.0% | 3.5% |
経常利益 | 9,368 | 16.7% | 3.6% |
四半期純利益 | 5,616 | 29.1% | 2.2% |