財務・人事センコーグループホールディングスが8日発表した2019年度上半期決算は、売上高が前年同期比8.3%増の2820億円、営業利益は13.6%増の103億円、上期最終利益は8.4%増の101億円となった。
料金改定、物流センター開設、海外グループ会社、ライフサポート事業会社を連結子会社化などが増収要因となった。外注費の上昇などコストアップもあったが、増収効果で利益面も堅調に推移した。
主力の物流事業は、売上高1962億円(6.6%増)、部門利益88億円(19%増)で着地。18年度に開設した物流センターや、5月にセンコーが稼働させた「印西ロジスティクスセンター」、ランテックが7月に稼働させた「関西支店センター」が寄与したほか、拡販、料金改定、海外グループ会社7社の連結化も有効に機能した。
通期は従来予想の売上高5600億円(前期比5.7%増)、営業利益209億円(6.5%増)、最終利益122億円(4.4%増)を維持する。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | 19/3/3Q | |
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売上高 | 282,070 [8.3%] | 137,121 [5.9%] | 529,609 [7.6%] | 400,565 [7.3%] |
営業利益 | 10,343 [13.5%] | 4,995 [6.3%] | 19,631 [14.8%] | 15,794 [18.3%] |
最終利益 | 6,431 [14.5%] | 3,142 [7.6%] | 11,681 [22.9%] | 9,552 [28.4%] |
売上高営業利益率 | 3.7% | 3.6% | 3.7% | 3.9% |