ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ヤマトHD、効率化・費用適正化で3Q営業益79%増

2021年1月29日 (金)

財務・人事ヤマトホールディングスが1月29日に発表した2020年4-12月期(2021年3月期第3四半期)決算は、営業利益が前年同期比79.2%増の897億円、四半期最終利益が81.1%増の569億円となった。売上高はEC市場拡大に伴う取扱数量の増加により3%増の1兆2957億円。

売上高3%増に対し、営業利益が79.2%増加した理由について同社は、「荷物の取扱数量が増加する中、データ分析に基づく経営資源の最適配置による集配効率の向上や幹線輸送の効率化推進により(営業)費用を適正化した」と説明。増収効果に加え、営業費用を17.2億円削減したことなどが要因となった。

通期は売上高1兆6800億円(3.1%増)、営業利益820億円(83.4%増)、最終利益430億円(92.6%増)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/3Q21/3/中間21/3/1Q 20/3/通期
売上高1,295,676 [3%]806,067 [0.7%]392,015 [2.7%]1,630,146 [0.3%]
営業利益89,747 [79.2%]26,915 [333.2%]9,953 [ - ]44,701 [-23.4%]
最終利益56,870 [81.1%]14,186 [ - ]3,453 [ - ]22,324 [-13.1%]
売上高営業利益率6.9%3.3%2.5%2.7%