財務・人事セイノーホールディングスは9日、2018年度上半期決算を発表した。主力の輸送事業で新規荷主獲得策、運賃改定や燃油サーチャージの収受といった利益重視策、モーダルシフトの強化を図った。
これらの取り組みによって収益改善と労働時間の短縮、環境負荷の軽減につなげ、売上高が4.2%増(前年同期比)の3022億円、営業利益は15.6%増の147億円となった。
主力事業が堅調に推移したことを受け、通期はこれまでの予想から売上、利益ともに上方修正。売上高6160億円(前期比3.3%増)、営業利益315億円(13%増)、最終利益210億円(4.8%増)を見込む。
■2019年3月期第2四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 302,282 | 4.2% | |
営業利益 | 14,765 | 15.6% | 4.9% |
経常利益 | 15,860 | 22.6% | 5.2% |
四半期純利益 | 10,487 | 18.1% | 3.5% |