三菱ケミカル物流、4月に社長交代と組織再編

財務・人事三菱ケミカル物流（東京都港区）は、福田信夫社長が3月31日付で退任し、4月1日付で親会社・三菱ケミカルの代表取締役常務執行役員に就任すると発表した。後任の社長には、横山一郎取締役執行役員が昇格する。

同社はまた、海運事業本部と燃料・仲立サービス事業部の統合を柱とした組織再編も行う。4月1日付で、海運関連部門を一体運営できる体制へ移行し、それぞれが所管していた機能と組織を再編する。

具体的には、海運事業本部に現行の「内航部」と「外航部」を統合した海運部、燃料・仲立部、船舶管理部の3部を設置。海運部は事業運営管理、予算統制・実績管理、料金管理、起業管理、海上運送の領域で運営管理、営業開発、収益向上策を推進する。

燃料・仲立部は石油製品類や船舶機材類の購入・販売、損害保険仲立業務を担当。船舶管理部は船舶の建造・修繕管理、船舶の安全運航管理、船員の教育訓練を担う。燃料・仲立サービス事業部は廃止。

これらの再編に伴う役員・幹部社員人事は次の通り。