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車両総重量56.3トンで高速通行、「悪質」と告発

2019年3月22日 (金)

行政・団体日本高速道路保有・債務返済機構(高速道路機構)と中日本高速道路(NEXCO中日本)八王子支社は20日、連名で佐々木重機(相模原市緑区)を警視庁高速隊に告発した、と発表した。

佐々木重機は昨年6月11日、中央自動車道下り線八王子本線料金所(東京都八王子市)で、車両制限令で定められた一般的制限値「25トン」を31.3トン上回る車両総重量56.3トンの大型トレーラーを通行させ、道路法に違反。

車両総重量のほかに軸重、幅、長さ、高さも一般的制限値を超過していて、NEXCO中日本と高速道路機構は「極めて悪質な違反」だとして告発に踏み切った。積み荷は建設機械だった。

悪質な重量超過違反に対しては、国土交通省が2015年1月に「車両総重量が基準の2倍以上」の違反であれば告発する方針を打ち出しており、今回の措置もこの方針に沿って行われた。

■出所:NEXCO中日本