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車両総重量55.2トン、NEXCO西が運転手と運送会社告発

2015年8月11日 (火)

事件・事故独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構(高速道路機構)とNEXCO西日本関西支社は7日、車両総重量55.2トンの大型トレーラーで第二神明道路を通行したとして、運転手と雇用主の運送会社を兵庫県警高速隊に告発したと発表した。

大型トレーラーは6月1日、第二神明道路上り線明石西本線料金所(兵庫県明石市)を車両制限令で定められた一般的制限値25トンを大きく超過する車両総重量55.2トンで通行。同社は「極めて悪質」だとして告発した。

これまでも違反で重大交通事故を発生させた場合や、指導にもかかわらず違反を繰り返す常習違反者を対象に告発してきたが、1月に国土交通省から「車両総重量が基準の2倍以上の重量超過の悪質違反者に対しては、その違反の事実をもって告発を行う」との実施方針が打ち出されたのに伴い、悪質違反者への厳罰化を図っている。