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CRE、埼玉・三芳町で4テナント対応の新施設着工

2019年3月28日 (木)

拠点・施設シーアールイー(CRE)は28日、埼玉県三芳町でマルチテナント型物流施設「ロジスクエア三芳」の建設工事に着工した。2020年6月末の竣工を目指す。

ロジスクエア三芳は土地面積1万8807平方メートル(5689坪)、建物は鉄骨造・地上4階建てで延ベ面積は4万752平方メートル(1万2327坪)とする計画。

▲ロジスクエア三芳

ワンフロアは2980坪で、3階部分へ大型車両が直接乗り入れ可能なスロープを設け、トラックバースを1階、3階に備える。1、3階のトラックバースは大型トラック44台が同時に接車できる仕様で、8台分の待機スペースも確保する。テナント区画は最小2490坪からの分割に対応し、最大で4テナントが利用できる。

倉庫部分は外壁に金属断熱サンドイッチパネルを採用し、床荷重は1平方メートルあたり1.5トンの標準仕様とする。有効高さは一部を除き5.5メートル、平均照度は300ルクス以上とする。

荷物用エレベーター(4.1トン)、垂直搬送機をそれぞれ4基ずつ設置し、将来対応として荷物用エレベーターと垂直搬送機の追加設置や事務室の増設、倉庫内の空調機設置などの入居テナントの将来ニーズにも「一定の対応」ができる仕様として、汎用性を考慮する。

関越自動車道所沢インターチェンジから5.4キロと近く、国道254号線(川越街道)、国道463号線(浦和所沢バイパス)へアクセスしやすい立地で、6メートル離れた三芳スマートICのフルインターチェンジ化や車種拡大への新規事業化が決まっていることから、さらに利便性が高まるとみられる。周辺は倉庫・工場が多く、24時間稼働が可能な立地条件を備えながら、都心部への接続性も高い。

開発予定地は市街化調整区域内にあるものの、都市計画法の区域指定によって賃貸用物流施設の開発が可能になった。営業倉庫登録が可能。