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ゼンリンDC、拡張性に優れた物流向けサービス展示

2019年5月8日 (水)

▲ゼンリンデータコムの展示ブース

イベント東京ビッグサイトで8日開幕した「モバイル活用展2019」に出展したゼンリンデータコム(東京都港区)のブースでは、物流に関連するサービスも多く展示された。

ドローンとトラック輸送を組み合わせてトラック荷室の屋根面を発着ポートとして利用するサービスや、ドローンの飛行ルートを「算出」する3Dルート探索など、社会的な期待の大きい取り組みのほか、すでにサービス提供を開始している運送事業向けの車載ソリューションに興味を示す来場者が多かったようだ。

▲車載ソリューションのひとつ

同社はゼンリングループが最大の強みとしている詳細なマップ機能を軸に、他社の多彩な機能と一体化に近いレベルで連携した動態管理、運行管理、労務管理などのサービスを展開。先行して導入した物流企業からの評価も高く、特に動態管理は最短1秒間隔の位置把握が可能で、みやすさ、使い勝手の面でも後発ならではの完成度の高さが「売り」だ。

これらのテレマティクスサービス群は、共通のクラウドプラットフォーム上で動くため、自社が使用したい機能だけを使うことができ、ニーズに応じて他メーカー製品との連携もサポートする。現在は海上コンテナトレーラのトラクタヘッドとシャーシの個別管理を位置情報と組み合わせたサービスの開発にも取り組んでいるという。

同社ブースは「西ホール西10-14」。モバイル活用展は5月10日まで開催されている。

▲運転評価の管理画面