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ロジネットJ、札通と西日本好調で増収増益

2019年5月13日 (月)

ロジスティクスロジネットジャパンが13日発表した2019年3月期連結決算は、傘下の札幌通運グループとロジネットジャパン西日本グループが取り扱い貨物量を増やし、中央通運グループの不振をカバー、増収増益で着地した。売上高は前期比9.6%増の617億5100万円、営業利益は20.1%増の31億5200万円、最終利益は15.8%増の20億6900万円。

札通グループは本州で新規事業が伸び、値上げ効果もあって10.5%の増収、部門損益も11.1%の増益となった。中央通運グループは、鉄道利用運送部門の業績が伸び悩んだことから2.4%の減収、損益も9.1%の減益と伸びなかった。ロジネットジャパン西日本グループは、新規事業の増加で15.2%の増収、部門損益は2.7倍増となった。

今期は売上高640億円(3.6%増)、営業利益33億5000万円(6.3%増)、最終利益は21億4000万円(3.4%増)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 19/3/通期19/3/3Q19/3/中間19/3/1Q
売上高61,751 [9.5%]45,977 [8%]28,828 [6.4%]14,106 [11.7%]
営業利益3,152 [20%]2,562 [18.8%]1,502 [16.7%]654 [45.9%]
最終利益2,069 [15.7%]1,691 [13.9%]994 [8.2%]448 [13.7%]
売上高営業利益率5.1%5.6%5.2%4.6%