ロジスティクスロジネットジャパンが13日発表した2019年3月期連結決算は、傘下の札幌通運グループとロジネットジャパン西日本グループが取り扱い貨物量を増やし、中央通運グループの不振をカバー、増収増益で着地した。売上高は前期比9.6%増の617億5100万円、営業利益は20.1%増の31億5200万円、最終利益は15.8%増の20億6900万円。
札通グループは本州で新規事業が伸び、値上げ効果もあって10.5%の増収、部門損益も11.1%の増益となった。中央通運グループは、鉄道利用運送部門の業績が伸び悩んだことから2.4%の減収、損益も9.1%の減益と伸びなかった。ロジネットジャパン西日本グループは、新規事業の増加で15.2%の増収、部門損益は2.7倍増となった。
今期は売上高640億円(3.6%増)、営業利益33億5000万円(6.3%増)、最終利益は21億4000万円(3.4%増)を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)19/3/通期 | 19/3/3Q | 19/3/中間 | 19/3/1Q | |
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売上高 | 61,751 [9.5%] | 45,977 [8%] | 28,828 [6.4%] | 14,106 [11.7%] |
営業利益 | 3,152 [20%] | 2,562 [18.8%] | 1,502 [16.7%] | 654 [45.9%] |
最終利益 | 2,069 [15.7%] | 1,691 [13.9%] | 994 [8.2%] | 448 [13.7%] |
売上高営業利益率 | 5.1% | 5.6% | 5.2% | 4.6% |